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巨人の星 12話 鬼の応援団長伴宙太

朝から学ラン姿で投球練習をする飛雄馬.それを迎えに来る明子.一方,伴宙太は木にぶら下げたバーベルを胸で受け止める謎のトレーニング.

いよいよ舞台は青雲高校野球グラウンド.野球部部長の天野先生が野球部の話を始める.未だ甲子園経験が無い青雲高校.そこへ現れる応援団長伴宙太.新入生にいきなりグラウンド50周を言い渡す伴.一人飛雄馬だけが率先して走り始める.10周目で一人目の脱落者が出る.30周目で脱落者がゴロゴロと.天野部長が伴にやんわりと抗議.それに対して,文句があるなら自分に直接言えと言う伴.典型的な独裁者じゃないですか.全国優勝した柔道部に比べれば野球部なんて甘いと言い放つ伴.それに負けるもんかと食らいつく飛雄馬.50周目にして,とうとう飛雄馬も倒れてしまう.負けるもんかと再び走り始める飛雄馬.この時の背番号は15.50周を成し遂げた飛雄馬.それに対して伴は,他の部員に八つ当たり.天野部長は伴を狂犬呼ばわり.部員に水を渡す飛雄馬.いちゃもんをつける伴.伴に尻尾を振る天野部長に対して反目する飛雄馬.

家に帰り,一徹に対して青雲を辞めたいと言う飛雄馬.チームワークを説く一徹.「チームワークとは苦いもんだ,この上も無く苦しいもんだ.血みどろなもんだ,血と汗であがなってこそ,本当のチームワークと言えるんだ.人誰しも長所あり欠点あり,それを補うのがチームワークとすれば欠点に目をつぶり.傷口をなめあってじゃれ取る奴には永久に分からん.行け,飛雄馬.行って互いの傷をえぐり出せ.真正面からぶつかり,苦痛の洗礼を受けてこそお前の頭上に星が輝く.分かるまい,今のお前にそれを望むのはまだ無理だ.」一徹の話は奥が深い.

今にも嵐が来そうな日にスライディングの練習が始まる.止めようとする天野部長に対してお手玉でもやるのですかと言う伴.そして降り始める雨.命令する伴に対して,部長かキャプテンの言う事以外聞けないと言う飛雄馬.天野部長は飛雄馬にスライディングをやるように言う.そして始まる青雲高校野球部スライディング練習.練習中に足を挫いて倒れる青木(17番).青木を医務室へ連れて行こうとする飛雄馬にいちゃもんをつける伴.返って来たら倍練習するからと言う飛雄馬.

次の練習はレギュラーバッティング.新入部員は玉拾い.返球はゴロにしろと指示する伴.腹が立つ飛雄馬だが,一徹を思い出しやる気を出す飛雄馬.外野から投げるゴロでピラミッドを作る飛雄馬.それに脅威を感じる伴.それにすらイチャモンをつける伴.罰としてローラーを引かせる伴.それでも一徹の言葉を思い出し頑張る飛雄馬.実はそのローラーは4人がかりで引くものだった.そこへ戻ってきて飛雄馬を手伝う青木.それに涙する飛雄馬.驚く伴.これが一徹が言ったチームワークの始まりだと理解する飛雄馬.一徹のセリフでエンディング.

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巨人の星 11話 青雲のせまき門

再び面接シーンからスタート.それにしても青雲高校の関係者は心が腐ってる.伴PTA会長が言葉遣いを直すように言う.父ちゃんではなくパパかダディと言えと.

青雲高校に不平を抱きながら校舎を後にする飛雄馬.そこで野球部の練習.現れたのは,かの伴宙太.伴応援団長の声を甲子園へ轟かせるためにも,何としても今年は甲子園に行けと息巻く伴.そんな中,飛雄馬の元へ飛んでくる打球.大リーグ養成ギブスをつけていない事を忘れ,つい加減せずに返球する飛雄馬.からむ伴.そこで明かされる真実.伴の父親があのPTA会長だと.そこで絶望を感じる飛雄馬.「この伴宙太,生まれてこの方人に侮辱された事はない,しかしお前の態度は許せん.」それを挑発し,その場を去る飛雄馬.自分を恐れなかった初めての男飛雄馬に目をつける伴.

最悪の面接を終え帰宅する飛雄馬.「ご機嫌いかがダディ.」タバコに火をつけながら青雲進学が正しい事を言う一徹.策士一徹.それをフォローする明子.

伴邸で伴宙太式スタミナ料理を振舞われる野球部.ものすごい臭い.ニンニクとマムシの粉の特性スープを無理矢理飲まされる青雲野球部.次は生きた蜂の子.悲鳴を上げる野球部.そこで飛雄馬を思い出す伴.

テレビでは花形モータースと伴自動車工業のカーレースで花形が勝つシーン.そこに現れる伴宙太.花形に勝つために飛雄馬を青雲に合格させろという伴.伴の本心は飛雄馬を入学させてしごきにしごき,笑い飛ばす事.

かくして,受験番号436星飛雄馬は青雲高校に合格.そこへ現れる伴.明らかにお互いを敵視し合う飛雄馬と伴.それをこっそりと見守る花形.ガソリンスタンドで働く明子に飛雄馬合格の朗報を伝える花形.

そして,長屋で全てを語る一徹.東京中の学校を見て回った一徹.名門校には,端から行かせる気が無かった一徹.名もないチームで汗と闘魂でドロドロになり這い上がってこそ飛雄馬のためになると考えていた一徹.伴宙太とその親大造についても完璧に把握していた一徹.
そこで一徹は言う.「飛雄馬よ,ギブスを外せ.明日からの相手は伴だ,花形だ.そして,全国の高校球児だ」涙を流しながらギブスを外す飛雄馬.同じく涙を流しながら見守る明子と一徹.回想される数々のシーン.逆立ち,投球練習,王貞治との対決に一徹の千本ノック.

高校生としての第一級を,新しい一歩への第一級を俺のミットに放れ.この親子愛はやっぱり美しい.「男ならやるんだ,巨人の星になるまで.」巨人の星をバックに投球練習を続ける二人でエンディング.

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巨人の星 10話 日本一の父 一徹

工事現場で働く一徹.そこに飛んでくる新聞には花形の記事.
場所を移して紅洋高校.甲子園初出場を狙う紅洋高校を盛り上げた花形に対する記者の取材.そこで花形が語る飛雄馬との思い出.

オープンカーを運転する花形が寄ったガソリンスタンドでは,明子が働いていた.

そして飛雄馬の中学校.高校進学について悩む飛雄馬.場所は変わって星一家の長屋.一徹が見つける進路調査.飛雄馬に対して,どうしても高校へ行かねばならん.高校で団体競技としての野球を身に着けろ.そして巨人の星の一歩でも近づくのだ.と言う一徹.既に進学先も決めていた一徹.進路調査に書かれた名前は,青雲高校.

青雲高校に見学へ行く飛雄馬.BGMは青雲高校の応援歌.何故か車を乗り回す生徒達.野球部について質問をすると,さきほど車に乗っていた連中が野球部だと.今日当たりはボーリングでもしていると教わる.

家に帰った飛雄馬は一徹になぜ青雲なのかと問いただす.イマイチな野球部に学費に月謝に金はかかる.それに対して預金通帳を投げる一徹.

再びガソリンスタンド.明子と話している花形の車に後ろからぶつかってくる車.何とあの赤川番長.話があるなら場所を北原公園に移そうと言う花形.

赤川グループにイチャモンをつけられ喧嘩が始まる.あわやの場面で飛雄馬が登場.石を投げに投げて花形を救う.その飛雄馬に対して余計な事をしてくれたなと言い放つ花形.花形は赤川との決着をつけたかったのに,何をしてくれる.そんな事をしている暇があるなら英単語の一つでも覚えろと.

しばらくして,学内模試で4位を取る.喜んで報告する明子と飛雄馬に対し,なぜ一番を取らないと説教を始める一徹.受験は受験,投球練習は投球練習.どっちもこなせ,そうでなくてはならんと言う一徹.

飛雄馬は勉強,一徹は工事現場での仕事.無理だよと弱音を吐く飛雄馬を鼓舞する一徹.「心配するな,勉強しすぎて死んだ奴はいない.」更に辛いとぼやく飛雄馬に対して,「学問の孤独に耐える事が出来なくて,マウンドの孤独に耐える事が出来ると思うのか.」と言う飛雄馬.

次のテストで良くない点を取り,チクショウとつぶやきながら帰る飛雄馬.そこに現れる赤川.007顔負けの情報網で青雲高校進学をちらつかせる赤川.赤川の誘いを断った瞬間,赤川の仲間に取り押さえられる飛雄馬.飛雄馬の左手をつぶそうとする赤川.飛雄馬と言うライバルをつぶす事で花形へ復讐をしようとする赤川.飛雄馬絶体絶命のピンチに,突如ボールが飛んでくる.そう,花形の殺人ノックによって救われる飛雄馬.

受験当日,場所は青雲高校.周りはお坊ちゃんだらけの中,一人飛雄馬は浮いている.家では明子と一徹.一昨日の新聞を読んだりと,気が気でない一徹.飛雄馬はテストに取り組み,青雲高校を眺めながら応援する花形.テストを受ける飛雄馬に重なる数々のシーン.

そして面接.待ち時間中に周りの人間が飛雄馬の悪口を語る中,面接会場へ.まさに正念場.九回浦二死満塁,最後の一球が全てを決めると意気込む飛雄馬.面接官にボロクソに言われるも,面接に挑む飛雄馬.ここで飛雄馬の中学校名が判明,カワヅツミ中学.

父親の職業を聞かれた飛雄馬は答える.「はい,僕の父は日本一の日雇い人夫です.」それを笑い飛ばすPTA会長伴大造.

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巨人の星 9話 真実へのピッチング

タイトルコールが雪の中のピッチングから高校生飛雄馬のピッチングに変わる.

ものすごい勢いで帰宅する飛雄馬.明子に就職試験の結果を聞く.いつも通り壁の穴にボールを投げる遊びをしていると,外から叫び声.就職試験の結果の郵便が来る.採用決定.飛雄馬の喜び方が異常.そこで帰宅する一徹.母へ報告する明子.そして始まる投球練習.

シーンが変わり,飛雄馬の登校シーン.思いリヤカーを引く女性を手伝う飛雄馬.その女性に死んだ母を見る飛雄馬.お礼に100円をもらう飛雄馬.

舞台は教室.先生への謝恩記念物を皆で話し合っている.プレゼントはライター.一人100円ずつ徴収.明日まで待つようお願いする飛雄馬.そんな中,飛雄馬がプレゼント代を盗んだと疑われる.それが原因で就職内定を取り消される明子.その話を聞いた一徹が飛雄馬を泥棒扱い.当然のこと怒る飛雄馬.そこまで言うなら表に出ろと言い放つ一徹.このミットにボールを投げ入れてみろ.飛雄馬が嘘をついているなら,心に乱れが生じているなら等級に失敗するはず.このキャッチボールで飛雄馬の潔白を信じる一徹.

学校に行った一徹は教師に対して父兄会を開き,公の場で飛雄馬を調べるように要求.皆の前で一徹へのプレゼントを買ったと言う飛雄馬.金の出所を疑う担任.それに関しては断固として譲らない飛雄馬.一徹から明かされる真実.会長が明子の就職をふいにしたこと.それを聞いた飛雄馬は,リヤカーのおばさんに100円をもらった話をする.今度は会長対一徹.一徹は言う,もう一度教室を探してくれと.そして,仮に見つからなかったとしても,それでも息子を信じる.これぞ一徹.最終的に会長息子のくつの裏についていたガムから見つかる.ハチャメチャな見つかり方.

エンディングでは,飛雄馬にもらったプレゼントを手に,明日からモリモリ働く宣言をする一徹.

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巨人の星 8話 もえろライバル

はじまりがいきなりナレーション口調.飛雄馬が中三まで話は進む.

舞台は3年A組.いきなり飛雄馬が英語の朗読.大リーグオールスターとの試合の時にリトルジャイアンツすら分からない男だが,中三の時は教科書の英語をスラスラ朗読できるレベルで理解できてた模様.

進学についての話.
紅洋か東都かで進学を迷う同級生.飛雄馬に進学を尋ねるが,飛雄馬は心底悩む.紅洋は花形の入学で人気があるらしい.絶妙なタイミングで紅洋高校野球部がランニングをして現れる.花形が飛雄馬に対して,甲子園で会おうと言ってくる.

飛雄馬が一人でピッチングの練習をしていると,影で見ているのは川上監督のその他一名.飛雄馬は高校進学を一徹に言えないと悩んでいる.

舞台はとある川.一徹が川で顔を洗っていると,横に男が現れて一緒に顔を洗い出す.「川上君」.川上哲治と一徹の話.

家では,明子が進学しなさいと飛雄馬を説得.「私が働くわ.あなたはドンと来いの星飛雄馬でしょ」.飛雄馬もアルバイトすると言うが,そこに現れる一徹.一徹は頑固アルバイトに反対する.巨人の星を目指すために,寝ても明けても野球をやれ,アルバイトなど時間の無駄だと言う一徹.

川原での投球練習中,補給ミスを何度も繰り返す一徹.どうやら川上に巨人のコーチ就任を要請された模様.そして,飛雄馬に高校へ進学するよう言う.

次の日,飛雄馬が起きると既に一徹は出稼ぎに出かけている.明子は高校進学する話を聞き,心底喜んでいる.そこにかけつける工事現場のおじさん.一徹が工事現場で怪我したという話を聞き,急遽病院へ.
二週間は絶対安静とのこと.一徹は帰れと言い放つ.

雨の日.明子が箪笥から何かを出していると飛雄馬が止める.それは母ちゃんの着物だからと.どうやら,明子は着物や服を売って,飛雄馬の学費やら何やらを捻出していた様子.そこで飛雄馬は,学校なんて行くかと.

とある日,花形邸.何故か花形親子と明子で話している.花形が金を貸す話を明子が受け入れる.何でこんな仲なんだろう.

飛雄馬が帰るとおそろそい数のおにぎりを作る明子.飛雄馬が食べようとすると止める明子.このおにぎりは紅洋高校野球部のもの.花形が飛雄馬の学費を貸してくれるから,そのお礼におにぎりを握った明子.それを聞いた飛雄馬が,怒りに任せておにぎりを投げ散らす.

病院に訪れる川上.川上のコーチ要請を引き受ける一徹.

紅洋高校の紅白試合.ものすごい数のギャラリー.何故か花形は三塁手.一塁からの悪送球が原因で,相手に右手を踏まれる花形.思いっきり手が裂けてる.それに気づいた明子は花形の手当てを.そんな中,ギャラリーに飛雄馬が.投手がつき指をして試合終了しそうなムードに.飛雄馬を見つけた花形が,飛雄馬にピッチャーをやらないかと持ちかける.飛雄馬は学費の件もあり,異常に燃える.そんな飛雄馬に,怪我をしている花形に手加減しろと明子は言う.いやだと言う飛雄馬.しかし,紅洋のピッチャーは飛雄馬の全力投球に吹き飛ぶ.そこにタイミングよく現れる一徹.そこで明子が打ち明ける学費の話.飛雄馬対花形.そしてビビるキャッチャー.飛雄馬の葛藤.頭の中で繰り返される明子のセリフ.果たして飛雄馬は・・・こいつはマウンド上で雑念にかられ過ぎ.そんな状況で投げた球を花形は豪快なホームランで返り打つ.ダイヤモンドを走っている途中で花形が聞く.なぜ打ちやすい球を投げるのかと.開き直る飛雄馬に鉄拳制裁.花形は,飛雄馬に対して高校に行って勉強を頑張れと言い放つ.それに対して飛雄馬は学費の融資を断る.お互いに言いたいことを言って分かり合う.それを見守る明子と一徹.

多摩川球場にて,川上にコーチを断る一徹.そんな一徹に対し,川上は飛雄馬を待つと言う.

明子は死んだ母に家族の決意を報告.自分達の力だけで飛雄馬を高校に入れると.

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巨人の星 7話 虚栄のボール

一徹が働く工事現場からスタート.昼飯時の一徹に対して,飛雄馬がいきなりおにぎりを投げる.工事現場を見学に来たお偉いさんが飛雄馬を見てニヤリ.何かあるのかな.

舞台は長屋街.飛雄馬が「オラは死んじまっただー」と歌っていると,さっきのお偉いさんが飛雄馬を車ではねようと.何故か飛雄馬を連れて行くお偉いさん.東京と言ってもピンキリで,飛雄馬が住んでいる長屋をキリと言ったり,何か失礼な奴.こいつの正体は日高重工業の社長 日高シンゴ.

ヨットに舞台を移して話を始める.かつてプロ野球選手を目指したが,父親の死によって野球の道を諦めざるを得なかった人生だったらしい.そこで,才能ある飛雄馬を自分の家に招いて,道半ばにして途絶えた自分の夢を継がせようという魂胆.飛雄馬の答えは「断る」.当たり前だろう,ふざけるな.気に入らないならヨットを降りろという日高に対して,海に飛び込む飛雄馬.足だけの背泳ぎでラッコのように泳ぐ飛雄馬.海岸で飛雄馬を探す日高の子分達.逃げる飛雄馬だが,袋小路に追い込まれる.地面に落ちてる石を投げて活路を見出す飛雄馬.通りすがりのトラックに乗せてもらい逃げるものの,日高が車で追いかける.何故かトラックの運ちゃんが日高に激しく対抗.トラック対オープンカー.それでもしつこく長屋に来る日高.車に乗れと言う日高に対し,断固断る飛雄馬.飛雄馬の帰宅に心から喜ぶ明子.実は日高の家に残りたかったと言い出す飛雄馬.しかし,そんな飛雄馬の目を覚まさせたのは,飛雄馬の心の中にいる一徹の存在.

工事現場で一徹に仕返しを企む日高.ヤバイ,一徹最大のピンチ.それを助けに駆けつける飛雄馬.一徹の機転,飛雄馬の抜群のコントロールで事なきを得る.日高は自分の負けを悟り去っていく.