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面接

そろそろ就活の選考が本格的に始まる時期なのかな.
面接はあまり失敗した経験がない.半分嘘で半分本当.
就活で選考に望んだのは4社.1社はマッチング面談形式で2事業所受けて2つとも落とされた.第一志望の研究所に全てをかけたものの断られた.5,6人の志望者が一人5分ずつプレゼンをして結果は後日という形式の選考だった.プレゼンの出来と研究所のテーマは一番合っていたと思うので他にマッチしていた人が採用されたんだと思う.一つ目の研究所で燃え尽きた感があったので,二つ目の事業所は準備不足で失敗.これは面接で話していて感じた.最大で三事業所まで受けられると言われていたが,興味があったのは最初の研究所だけだったから,それ以外は断るべきだった.相手にも失礼だし,自分の時間も無駄だったように思う.
後の面接は全てOKだった.一回だけ答えに失敗した質問があったけど,他の志望者が更にデカイミスをしてくれたのが幸いしたのかも.いや,そんなに甘くないかな.

何か昔を回想し過ぎた.面接に挑む上で注意と言うか気をつけた方が良さそうな点をいくつか考えてみる.
前にも書いたけど,基本的にESやら履歴書,web試験の結果というものを参考資料に持っている人との面接だという事を念頭に置く事が大事.改めて書くのもなんだけど,こー考えると納得できるかな.面接で”こんなに素晴らしい人はいない!!”と面接官に思わせるアピールをした志望者がいたとする.しかし,ESと履歴書に書いてある本人の性格やエピソード,アピールポイント等からはかけ離れた人物像をアピールしていたとしたらどうだろうか.自分が面接官なら確実に落とす.なぜなら,言ってる事とやってる事が違う人間は信用出来ないから.就職活動という,たった数回の間ですら矛盾が生じてしまうような人間は絶対に一緒に働きたくない.信用出来ないし.まぁ,面接官のいろはに,出来るだけ落とさないように等という制約があれば話は別だが,それでも落としたい.
というわけで,ESや履歴書から読み取れる人物像をアピールするという点に気をつけると良いと思う.面接はインタラクティブなものなので,それ以前の資料から読み取れる人物像から更に一歩踏み込んだ何かをアピールできると良い.例えば,ESや履歴書では文字の制限上全てを書けないので,書けなかった何かが読み取れるようなアピールをすると,相手は自分について更に理解でき,こちらは矛盾せずに選考を進む事が出来る.
実際に自分がやったアピールは,確か”顧客の気持ちを考えている製品を出し続けている企業だから受けた”という感じのモチベーションをESでアピールした企業の面接.ESと面接でそれぞれどんな事をアピールしたかは忘れたけど,以下のような事だったと思う.

  1. 自分の身の回りを見ると,某社の製品が幾つもあった(デジカメや携帯など).ブランドを意識して買ったわけではなく,店頭で実際に触ってみた時の使いやすさや,webサイトの閲覧のしやすさがダントツでよかった.ある特定の製品に限らず,そのような製品が多いという事は,この企業は顧客視点でものを作る企業なんだと思った.
  2. 留学生と仲良くて,近くで行われる日本ならではのイベントとかを暇な時に探して,良さそうなイベントが見つかれば,留学生やその友達を誘って一緒に行ってる.英語はそこまで得意じゃないし,日本で行われる全てのイベントを説明できるほど知識があるわけでもないけど,留学生が喜んでくれるのは確かで,彼らが喜んでくれるとこちらも嬉しいので,楽しく続けている.
  3. 高校の部活でマネージャーをやってた.水を汲んだり洗濯したり・・・というタイプのマネージャーではなく,アシスタントコーチのような役割を担っていた.基本的に監督は自分から何か指示を出すというタイプではなかったので,今チームにとって必要な事とか次に何が必要になるか,前にダメだった事を克服するためには何が必要かといった事を考えながら行動していた.その時に,判断基準として監督ならどう考えるかという事をずっと意識していた.

これらのエピソードを通して何を伝えたかったと言うと,最初のエピソードからは,”自分が受けている企業が顧客視点でものごとを考えている企業だ”と認識して志望しているという事をアピール.二番目のエピソードでは,”自分は,人に喜んでもらう事が好きで,そのためなら英語だって話しちゃうし,色んな事します”という,自分の性格をアピール.で,最後のエピソードでは,”自分は相手が何を考えているか,何を望んでいるかを考えて,それを満たすために行動をした”という経験がありますというアピール.
これらのエピソードを統合すると,自分がこの企業を受けた理由は,この企業が顧客視点で物事を考える企業だから.自分は,人に喜んでもらう事をするのが好きで,相手が何を望んでいるか考えてそれを実行した事がある人間ですよ.あなたの企業に入れば,顧客視点で物事を考えて,製品を作る社員になれますよ.というメッセージになるのかな.
果たしてこのアピールがどこまで伝わったのか,どこまで効果があったのかは分からないが,結果は内々定ゲットだったので,悪くはなかったのだろう.
これがESとか履歴書を基にした面接でのアピール方法の一例.

で,多分こんな事よりもっと大事な事がある.それは,面接で緊張するかしないか.自分を100%アピール出来るかどうか.細かい話しやテクニックより,こっちの方がよっぽど気になる.気になると言うか,気にするからこそ緊張するし不安になる.
“緊張するな,気にするな”というのは全く意味が無いし無理な話なので,諦めろとアドバイスしてみる.
何故緊張するのか?何故不安になるのか?それは自分に対して何らかの期待をしているからだと考えてみる.例えば,”ジャンプして月に触る”というちょっと意味不明なイベントにゲストとして招待されたとしてみよう.果たして緊張するだろうか?不安になるだろうか?多分,そんな人はいない.何故なら失敗する事がチャレンジせずとも明確だから.絶対に失敗すると分かっているチャレンジであれば緊張もしなければ不安になる事もない.
これを逆説的に捉えてみると,成功するか失敗するか分からない状況だと緊張したり不安になるのではないか.就活における成功や失敗は基本的に全て自分で閉じているので,そう考えると,自分に対して期待をしながらもどこかで期待通りに行かない事を考えると緊張したり不安になる.
なので,諦める.就活に限らず自分という人間そのものや自分のとった行動やその結果が評価される時,評価は自分に対するものだが,評価をするのは他人である.つまり,どれだけ自分が努力しても,頑張っても,逆に手を抜いても,他者が介在しているため,少なくとも未知な要素が存在する事を意味している.そうなると,もはや自分の行動だけでは決定できないので,どう足掻いても無駄.
人事を尽くして天命を待つという言葉があるが,まさにそれだと思う.自分が出来る事,やれる事を100%やれば,後は相手に委ねるしかない.天のみぞ知るだ.これが何を意味するかと言うと,自分がどれだけスゴイ事をしても落ちる事があれば,逆にどれだけダメな事をしても受かる事もあるという事を意味している.
こうなると,もはや不安や緊張を抱えること自体が馬鹿馬鹿しくなってくる.だって,相手の感性や考え方なんてそんなに見えてこないし,そんな不確定要素を想定して面接に挑むなんて到底不可能だから.
だから,諦める.
面接に挑む前に出来る事は全てやる.
面接は相手とのコミュニケーションだから,コミュニケーションの上で自分をアピールする.
後は相手が自分を正しく理解してくれる事を祈る.
それだけ.

あまり深く思いつめず,準備は全部したから,後は野となれ山となれ.臨機応変に対応しよう.そのぐらいの気持ちで十分.
結局,自分がアピールできる自分は,自分以外の何者でもなく,普段の自分である.嘘を付く事も誤魔化す事も出来なくはないが,究極の状況で出てくるのは素の自分.素の自分はアピールするも何も,素の自分だから,普段通りにすればいい.スーツを着たり就活の面接だからと気負う必要は一切なく,ただいつも通りの自分を出せば良い.それで受かれば良いし,断られたならそれは単純に相性が合わなかっただけ.以上.

それぐらいに諦めると言うか,割り切って挑めば,たぶん緊張しないし不安にもならないと思う.

普段から真面目に,頑張って生きている人は,バックボーンがしっかりしているから,こーゆー不確定要素が絡んでくる時にめっぽう強い.何故なら,少なくとも自分に関しては揺らぎない,ブレナイ自分と言うものを持っているから.不確定要素である面接官が揺さぶりを掛けてこようが意表をついてこようが,自分が築き上げてきたバックボーンに支えられながらであれば耐え抜けるはず.

もし緊張したり不安になったら,今までの自分を振り返ってみれば良い.自信が取り戻せるはず.

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就活のweb試験

web試験

ようやく一段落して,webの記事を漁っていたら,”就活のweb試験を複数人で受けてるヤツらはどーなんだ!!”みたいな記事を見つけた.
記事をかいつまんでみると(URLのリンクとか貼らずに要約を載せたりってマズイのかな?),就活の初期の段階での選考で行われるweb試験.webを介しての試験という性質を利用して,複数人で協力しながら受ける学生がいる.それはフェアじゃないと思うが,どーなんだ.みたいな内容だった.

道徳的な観点は一切なくして考えてみる.
自分が就活をしていた時にどうだったか.自分の選考に関しては,web試験もESも履歴書も,一切他人に頼んだ事はない.今振り返ってみると,ESの文章は誰かに見てもらった方が良かったかもしれないが,自分の選考に他人を介在させるという行為をそもそも思いつかなかったし,今でも必要性は感じない.と言いながら,他人のweb試験には協力した事がある.SPI?だっけな.何かパズルみたいな問題や推理ゲームみたいな問題を解く試験は楽しかったので,頼まれたら協力した事がある.

じゃあ,自分がweb試験に挑戦する時に誰かが協力すると言ってきたらどうするか?答えは拒否.断固拒否.自分より死ぬほど頭が良い人で,自分が入りたい企業で働いてる人でも無理.それは,就活のようなタイプの試験ではメリット以上にデメリットが大きいと考えているから.
英検とか大学入試のように試験結果が重要な要素になるタイプの試験で行うなら,そもそも次のステップへ進めなくなるわけだから,その価値はあるかもしれない.しかし,就活におけるweb試験は,よほど壊滅的な結果にならない限り,その結果で合否を分けるのではなく,あくまでも選考の参考資料にしよう程度のものなのではないかと思う.
ほとんどの企業が何回か面接を行ってから採用か不採用を決めるはず.毎回面接官は変わるものの,内定候補者であるこちらの情報は採用過程を通してシェアされていると考えるのは自然だし当然な事だと思う.”自分の選考に他人を介在させるという行為”が何を意味するかというと,アピールする自分像や相手に与える自分の印象がブレてしまうのだと思う.以前このブログで触れたと思うけど,ある一人の候補者が選考過程を通してイメージがコロコロ変わっていたら,企業はその候補者を採用したいだろうか?自分ならNO.

たかがweb試験で印象がブレたりアピールする自分像が変わるわけがないと思うかもしれないが,変わると思う.
web試験で見るのは,例えば論理的な思考力とか数学的な処理能力,直観力だったり,後は性格を掴むための試験もある.それらの試験を受ける時に他社を介在させると,明確な答えがあるタイプの試験に関しては,正答数は一人で行うより複数人で行う時の方が良くなるとは思う.が,それは,web試験を通して,本来の己の能力とは異なる自分像を企業に対して与える事になる.web試験の後に行われる選考過程で,あれ?web試験の結果から推定される人物像と違うなぁという疑問を抱かせてしまう可能性をはらんでいる.それには何のメリットも無い.採用する企業側も,web試験の性質は把握しているから,極端にweb試験の結果と面接での候補者の人物像が違った場合,”こいつ,web試験誰かとやったな”と容易に想像してしまうのではないか.仮に誰かと協力したかしてないかは置いておいて,選考を通して一貫した自分を出せないと,そんな危険があるという事を認識するべき.

こう考えた時に,果たして複数人でweb試験を受ける事にメリットはあるのだろうか.一人で受けて落ちた人は羨望の眼差しを向けるかもしれない.でも,それはそもそも自分の身の丈にあった企業を選ばなかった事が原因なわけで,それはそれで良いじゃないかと思う.企業に入ってから,”あれ?選考の時と全然違う.こいつダメだ”とか思われるより,本来の等身大の自分を評価してもらって,その上で採用される.だからこそ,全力で働けるんじゃないかなと思う.

まーあくまでも他人の人生だから,あーしろとかこーしろとか思わないけど,web試験を複数人で受けたり,ESを文章を書くのが上手な人に頼んだりとかって事はそんなに意味が無いんじゃないのかなぁと思う.就活で内定をもらうのがゴールだとすればそれで良いのかもしれないけど,就職自体はあくまでも始まりで,それ以上でもそれ以下でもない.スタートの前に手を尽くして,自分が望んだ場所に無理矢理自分の場所を求めても,それが自分にとって理想の場所とは限らない.どうせなら,自分にとって理想の場所で働きたいなと思うなら,最初から等身大の自分で勝負して,それで自分の場所を見つければ良い.

なんて事を思った.

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就活で成功する人

就職活動で成功する人はどんな人か“という記事を読んだ.

文章を拝借すると,

企業が「自分で考え実行して結果を出せる人材=新しいビジネスを創り出せる人材」を採用したいと考えているからである

だそうだ.割とよく聞く話かもしれないけど,改めて文章にされると,つい”なるほどー”と言ってしまうのは自分だけなのだろうか.
自分で考え実行して結果を出せる人材というのは,何も就活だからどうこうというわけじゃなく,世間一般で言われている事のような気がする.もちろん,それを就活やビジネスに関連付けると上記のような考え方になるのかもしれないが,言ってる事はフツーの事.
フツーの事だから色々と思いつくわけで,思った事を書いてみる.

大学生や大学院生が就活の面接でアピールする”自分で考え実行して結果を出した経験”って何だろう.
部活,サークル,バイト,学業ぐらいか.後は,趣味でやってる事や,仕事とかそんな感じのものかな.ボランティアとかもその類なのかもしれない.
自分で考え実行して結果を出した経験.これを意識すると,自分なら何をアピールするか.順番としては,学業(研究)->部活->バイト->サークル.学業は研究だという条件でアピールする.
自分で考え実行して結果を出した経験.このような経験をするには,
まず何か目的がなければいけない.

  1. その目的を実現するために,すなわち自分にとって良い結果を出すために,
  2. 自分でどのような行動をとればいいかを考え,
  3. それを実行する.

そのようなサイクルを経験したかどうかが問われているという風に解釈できる.
そうなると,就活の面接やESでアピールするエピソードというものは,何か明確な目的があるものであるべき.もちろん,物事には何だって目的があるだろうから,それこそ洗濯物を如何に効率良くやるかみたいなエピソードでもいいわけだ.が,エピソードは相手に理解してもらって初めて意味を成すという観点で考えると,アピールする目的については,奇異なものや特殊なものは避けるべき.あくまでも目的についてだが.
で,そのような観点で考えた時に,何をアピールするか.学業(研究)->部活->バイト->サークルという順にした理由は割と簡単.
まず学業から研究以外の要素を除いた理由.それは簡単で,あくまでも勉強は既に存在する理論や何やらをまなぶもので新しいものを生み出すという事が目的ではないから.もちろん,新しい何かを生み出すための前準備としての位置づけではあるものの,勉強する事自体はあくまでも新しい何かを生み出すとうい目的を実現するための手段の一部に過ぎない.だから,”自分で考え実行して結果を出した経験”についてのエピソードとしてふさわしくないと思い削った.
次が,部活とサークル.大学における部活とサークルはどこか似ているものがあるようで全く異なる.部活は大学や高校の名前を冠して,その代表として活動する.特にスポーツであれば,明確に勝ち負けを決められるので,目的をクリアにかつ数値や成績という定量的なもので説明できる.一方で,サークルはあくまでもサークル.目的が千差万別であるから,目的を明確に伝える事が難しい.というか,サークル毎にもしくはサークルに所属する構成員毎に目的は異なる.そうなると,面接官や評価する側の人間がサークルに対してどのような印象を持つかが分からないという事になる.しかも,”サークルの雰囲気を良くするとか楽しいサークルにする”というアピールをしてしまう危険性がある.このような定性的なものを目的にしてしまうと,すなわち,仲良くなる事とか雰囲気を良くする事が目的という風にアピールすると,相手が共感してくれないと,全く意味が無いアピールになってしまう.もちろん,サークルの雰囲気が良くなったり,構成員のつながりが強くなるという事は大事な事だが,それは目的ではなくて,あくまでも結果.チームケミストリーというか,複数の人間で目的を共有するために,もしくは協力するために必要なのが”良い雰囲気や強いつながり”なので,目的を実現するために必要なファクターを目的とすり替えてアピールすると言うのは,危険だと思う.面接官がどう思うか知らないが,少なくとも自分が面接官なら,バッサリ切る.
次にバイト.大学生の本分では無いバイトがサークルより上の順位の理由は,仕事だから.あくまでもアルバイトだから,どの程度まで”自分で考えた行動を実行できる”かは一概には言えないが,少なくとも企業の目的や利益につながる作業に対して企業の一構成員として貢献した事があるという事実は大事.それだけを考えれば一番上の順位でも良さそうだけど,アルバイトにそこまで大事な仕事はさせないはずと言う事を考えると,そこまで強くアピールできないのかなと思う.
最後に研究.何故このエピソードが一番順位が上なのか.それは研究が”自分で考え実行して結果を出す”という正にそのものだから.色んなタイプの研究が世の中にあるのは知っている.が,一般的に研究と言うものは

  1. 今まで解決されていない問題や困難であった問題を解決する事を目的とし,
  2. 問題解決するための方法を考え,
  3. 実際に考えた方法を試し,
  4. その結果が妥当なものか評価する

というもの.結果が目的にかなっていればOKで,そうでない場合は再び方法を考えるというフェーズに戻り,ひたすらこのループを繰り返す.これは正に,”自分で考え実行して結果を出す”というエピソードそのもの.
もちろん,学部生や修士の学生が自分一人で研究するなんて事はありえないわけで,自分で考えると言うより,教授やポス毒などの指示通りに実行して・・・となってしまう事があるかもしれない.だが,仮に教授やポス毒の言うがままになっていたとしても,

  1. 自分に与えられた指示や自分の取る行動の意味を自分の頭の中で咀嚼し,
  2. 自分の考えとして再構築した上で実行する.
  3. その上で,得られた結果を考察する.

と考えれば,それは自分で考えている事になる.
それでもしつこく”教授やポス毒が・・・”というクレームがきても何てことは無い.企業に入れば,新人として先輩や上司の下につき,その人たちの下で最初は指示通りに仕事をしながら学んでいく.しばらくそれを繰り返す事で,一人前になり,そうなって初めて自分一人で考えるという段階に到達する.つまり,研究室という小さい集団の中で,研究室が持つ目的を実現するために,上司や先輩の下で”自分で考え実行して結果を出す”という経験を積んだ.こうアピールすると,これはそのまま企業に入っても同じ事が出来ますというアピールにつながる.その結果として,”国際会議や論文誌を出せた”という結果が伴っていれば,それは大きな武器になる.企業に入っても,良い結果が期待出来るかもと思ってもらえるかもしれない.国際会議や論文誌という結果が伴わなかったとしても,研究室で”自分で考え実行して結果を出す”経験を上司や先輩の下で経験しているという事実は,大きな武器になるはず.
だから学業(研究)を最上位に置いた.

ただ,企業によっては,研究とは別に頑張ったエピソードを要求してくる企業もあるので,学業(研究)以外についてのエピソードも考えておく必要がある.それこそ,上記全ての項目についてそれぞれ自分なりの武器になるエピソードを用意しておければベストだが.

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選考を通してどのように見せるか

企業にどのような自分を見せるかを決まったら,次はどのように見せるのかを考える段階になる.

説明会やOB訪問とやらには最低限しか行かなかったので,自分を見せる場は選考プロセスの時のみだった.
気を付けていたのは,アピールする自分像が絶対にブレない事.首尾一貫している事.それだけを徹底した.
アピールする自分像は既に決まっているわけだけど,だからと言ってそれを貫き通すのはなかなか難しい.というのも,人間は色々な側面を持っていて,よほどの事がない限り,相反する側面を持つ事が多々ある.自分は,やると決めたらとことんまで徹底的にやるタイプの人間で,譲れない部分は何があっても譲らない.ある意味頑固.一方で,自分にとってクリティカルでなければいくらでも譲歩するし,仮に譲れない部分でも臨機応変に対応できる側面もある.頑固で譲らない側面と臨機応変に対応する側面.どちらも持っている.
どちらの側面も自分の一部であるため,話の流れやその時に考えている事といった状況に応じて,頭で思いつく自分像は変わってくる.だからこそ,気をつけなければいけない.

選考プロセスは,ES->試験(適性検査,web試験)->面接数回という流れが一般的だと思う.
この流れを見ると,ESで己と言う人物像を定義して,試験や面接を通して定義した人物像と実際の人物を比較しながら評価されるという流れだとみなせる.
各プロセスは,それぞれ異なった特徴を持っている.
ESは,企業が聞きたい質問をまとめた資料を学生に渡し,学生は期日までに質問に対する回答を企業へ返す.回答は数百文字の文章である事が多いのかな?ある程度,文章を構成する能力だったり,表現能力が問われるけど,相当の時間を費やせるという意味では,そんなに大変じゃない.
試験は,ややESに似ていて,企業が知りたい学生の性格や特徴を浮かび上がらせるような問題を学生に渡し,学生は期限時間内(1,2時間)に回答を企業へ返す.ESとの違いは,学生が回答を考える時間を企業が指定出来る点と回答が選択形式である点かな.ESはある意味で無限に回答を考えられるが,試験の場合,限られた時間内にというプレッシャーを与えられる事になる.が,単純な選択問題である事が多いだろうし,あくまでも部署配属の参考資料に・・・みたいなニュアンスが強いようなので,これもそんなに大変じゃない.
面接は,企業が聞きたい質問に対して対話形式で学生が答えるコミュニケーションの場となる.答えを文章として考えるという点ではESと共通するが,その場で即座に答える必要があると言う点が大きく異なる.面接官はその辺りの事情を知った上で,意表をついた質問や意外な質問で揺さぶりをかけてくる.面接が一番難しいと思う.
このような選考プロセスを通して,如何にして首尾一貫した己を見せ続けるか.これがポイント.
基本的には,まず始めにESから選考プロセスが始まる.企業に対して渡したESが自分の人物像を定義するので,選考を通して貫き通す自分とは,ESから確実に読み取れる自分である必要がある.逆に言うと,ESに書く文章が,その後の選考プロセスにおける自分の振る舞いを左右すると言える.気をつけるべき点は,
・アピールしたい自分の側面や性格,特徴(これらをまとめて人物像とする)を明確にする.
・ESに書く文章を読めば,その人物像が確実に読み取れる文章を書く.
・ESに複数の文章を書く場合は,全ての文章が一つの人物像(決して一つの側面や性格ではなく,あくまでも一つの人物像)を表すようにする.
・提出するESは必ずコピーをとっておく.
こんな感じで,ESを通してアピールしたい自分を定義する.

次が試験.試験には,能力を測る試験と性格を量る試験の二種類がある.前者はSPIとか何とかそんな感じの名前のやつがそれにあたって,後者はひたすらYes/Noを繰り返すアンケートみたいな試験.能力を測る試験は,おそらく職種や事業所を決める際の参考資料としてのニュアンスが強いのではないだろうか.ある程度は選考に関係あるかもしれないけど,よほどの事がない限り大きな影響はしないだろう.むしろ,性格を量る試験の方が怖い.自分がESでアピールした人物像と,試験の結果から推測される性格が大きく異なると,自己分析を十分していないと取られる可能性がある.かなりの数の質問に答えなければいけないので,質問に誘導されたり,本来アピールしたい人物像と違う人物像が浮かび上がってくるかもしれない.なので,この試験の時には,”その瞬間に自分がどう考えるか”というより”アピールしたい人物像ならどう考えるか”という事を意識して答えていく方が良い.

ようやく面接.面接は企業によっては複数回行われる(というか,ほとんどそうなのかも).ここでは,かなり慎重にならないといけない.一度発した言葉と言うものは,決して消す事が出来ない.かと言って,慎重に慎重を重ねて・・・なんて言えるほど悠長に構える事も出来ない.それを踏まえた上で,企業は意表をついた質問や意外な質問をして,学生の本性を暴きにくる.自分が就活をしていた時はそこまで考えていなかったが,今なら以下のようにするだろう.
仮に難しい質問や意表をついた質問が来た場合,まずはじめに”すぐに答えが思いつかないが,自分は***な人間なので・・・”という感じで答える.質問には即答出来ればそれが一番良いのだろうが,相手の質問によってそれは出来ない.その時に黙りこくってしまうと最悪で,何か言葉を発した方が良い.かと言って,適当な事を話すわけにもいかない.そこで,最初の返答として”すぐに答えが思いつかないが”という事で,問題は理解しているというアピールをする.次に,”自分は***な人間なので・・・”と宣言する事で,それ以降の自分に対しての,ある意味でリマインダーになれる.このように,難しい質問や困難な質問に対しては,アピールしたい人物像が揺らいでしまう可能性があるので,あえて自分で口にする事でそれを防ぐ.そうすれば,自然とアピールしたい人物像をアピールできるでしょう.

企業がどこまで自分を見てくるか,自分がどこまで企業に見せられるか.ある意味で戦略をひたすら練りに練って面接や試験に挑んでる期間は,とっても楽しかった.受けた企業全てに良い返事をもらえたわけではなかったけど,お断りされた経験も自分の戦略がどこで間違ったのか考える材料になったので,非常に楽しかった.
今後,このような状況が自分の人生に再び訪れるか分からないけど,あの時期に色々考える事が出来て成長したと思う.
自分が相手にどのように思われるかを気にした事がなかったけど,就活の時期に相手が自分に対して抱く印象を意図的に作るように試行錯誤した経験はけっこう貴重だったのかなと思う.

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就活で何を見せるか

あまりはっきりと記憶に残っていないけど,就活が大変だったイメージはあまりない.記憶に残らない程度の大変さだったのだろう.どちらかというと,楽しめたと思う.前に書いた気がするけど,就活はカードゲームみたいなもので,戦略が・・・みたいな話.だから楽しめた.
さっき書いた”就活で何を見られるか”.それに対する答えが”就活で何を見せるか”.相手が気に入るものを見せれば内定につながり,逆だと断られる.ある意味腹の探りあいというか,相手の読み合いのようなものだと捉える事が出来る.

人事という仕事についてる人(人事は仕事と解釈しても大丈夫だよね?)は,人を見る事が職業だろうから,きっと人を見る力はあるだろう.ダメな学生に内定を出せば自分の首を絞める事になるだろうから,きっと本気で見てくるだろう.下手な嘘はバレルだろうし,学生本人ですら気付いていない本人の性格をずばり見抜くぐらいは当然やってきそうな気がする.
その人事(企業)に対して,学生は己をプレゼンする.”自分はこんな人間で,あなた達と働きたいと思っている.自分を雇えば,自分だけでなくあなた達にもメリットがある.”と伝え,その上で自分を雇いたいと思わせれば内定につながり,そうじゃなければ縁が切れる.
選考プロセスを通して自分をどう見せる(プレゼンする)か?これに全てがかかっている.人事に”この学生はうちの会社に合っている”とか”この学生と一緒に働きたい”,”この学生は絶対に欲しい”と思わせれば良い.そのためには,自分が何を見せると相手がそのように好意的に受け取るのかを考えれば良い.正に孫子の兵法で言う”彼を知り,己を知れば百戦危うからず”の考え.

やるべき事は”自分が企業とマッチしている”と思わせる,ただそれだけ.
ちょっとToDoを分解してみる.
・自分が企業とマッチしている人間だと,企業に思わせる.
・そのように思わせるには,自分の中でその企業にマッチしている側面を見せる必要がある.
・そのような側面を見せるには,
・企業がどのような性格や人柄の人間を雇いたいのか知る必要がある.
・自分がどのような性格や人柄なのか知る必要がある.
となっていくのかな.

ひとまず最初の準備段階として,自分に関するエピソードを書き出した.大きく分けて2つ.高校時代の部活,大学・大学院時代の研究.
部活のエピソードは,バスケ部のマネージャーだったから
・人をまとめる大変さと重要さを知っている.
・一つの目標を実現するために複数人で協力をする意味と難しさを知っている.
・練習や試合を通して,現状で何が出来て何が出来ていないかを分析する能力がある.
・そこから,何をすれば次のステップへと進めるのか考える能力がある.
・仮に失敗したとしても,その原因と次への打開策を考える能力がある.
・目標を実現するために,以上の事をやり続ける事が出来る.
ぐらいだったかな.
研究については,
・何かを実現しようとした時に,何が問題になるかを知る術を知っている.
・現時点で解かれている問題,解かれていない問題を分析する能力がある.
・未解決な問題を解くための方法を考える能力がある.
・考えた解決策を実現し,検証する能力がある.
・成功,失敗どちらについても,その理由を論理立てて説明する能力がある.
・トライアンドエラーを繰り返し続ける事が出来る.
みたいな感じかな.
部活と研究の二つのエピソードから導き出した己のアピールポイントは,
・目標を定めたら,それを実現するために必要な事を分析して,
・そこから自分が何をするべきか考える.
・失敗したとしても失敗の原因を分析して,再び次に何をするべきかを考える.
・これを,成功するまでやり続ける事が出来る.
のが自分の能力かなと.
性格についてはめんどくさいから書かないけど,自分の能力と性格についてまとめ終わったとする.
そうすると,次にやる事は,ターゲットにした企業がどのような性格や人柄の人間を雇いたいのかを見抜く.
そこから,自分の能力や性格のどの部分が一番その企業にマッチしているかを考える.ここで,その企業に見せる自分が決まる.

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就活で何を見られるか

何となく思った事を書いてみる.
就活で何を見られるか?について書いてみよう.
この答えは,自分が人事として学生をevaluateするなら何を見るか?について考えて,自分なりの答えを見つけた.

何を見るか,一番はやっぱり”自分達(企業)に合っている人間を雇いたい”だろう.つまり,学生が自分達に合っているかどうかを見る.その次が”能力がある人間を雇いたい”かな.これも結構ハッキリしてて,学生が能力があるかどうかを見ればいい.職種や企業に応じて必要な能力があるだろうから,その能力を測る.
逆にどんな人間は雇いたくないか.これは人事の性格が色濃く反映されそう.自分なら”自分という人間が確立していない人間”と”言ってる事が矛盾する人間”,”コミュニケーション能力に欠ける人間”は切りたい.あと”頭が悪い人間”も嫌だ.

これをまとめると,自分が
・企業とマッチしているか?
・頭が良いか?
・言っている事が矛盾していないか?
・語る自分という人間が首尾一貫しているか?
・コミュニケーション能力を持つ人間か?
を見られるという事になる.

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就職活動

そろそろ就活がヒートアップして・・・という時期みたいなので,何となく思った事を書いてみる.

就活はカードゲームみたいなものと考えてみた.
手札は今までの自分の知識と経験.素直な手だけで闘う事もあれば,ハッタリをかます事もある.企業をカードゲームのプレーヤー集団と考えると,何人かに対して連続で勝てば,もしくは負けなければ内々定を獲得というゲーム.と言っても,就活をゲーム感覚でやるという意味じゃなくて,カードゲームで例えた時に,選考過程はゲームなのではというだけの話.

手札として持てるカードは自分の知識や経験.それはすなわち,知識や経験が多ければそれだけ豊富な手札を持つ事を意味する.今までの人生で知識や経験を多く積んでいれば,それだけ選択肢が増える事になる.
戦略については,素直に手札を使う事もあれば,自分が持っていない手札をあたかも持っているかのように思わせるようにハッタリをかます事もある.平たく言えば,嘘をつくという事なのかもしれない.ハッタリをかますという能力はある意味で交渉能力だったり対人関係における技術の一つとも捉える事が出来る.これは知識や経験のなせる業なので,ある意味で手札の一つと考えられそう.単純に素直なだけの人間は,自分の手札通りの打ち方しか出来ないが,ハッタリという手札を持っていれば,自分が持っていない手札を持っているかのように相手に錯覚させられたり出来る.
対戦相手の企業は,採用人数の数や応募人数の数,その辺りが採用担当の能力だったり戦略を意味するのかな.規模が大きかったり人気がある企業であれば,当然採用担当のレベルは上がる.ただ,相手のレベルが高いと勝ち目が少なくなるかと言うと,そう単純でもない.採用担当(企業)は学生に勝ちたいのではなく,自分が所属しているプレーヤー集団に入る価値がある人間かどうかを判断するわけで,そもそも勝とうとしていない.中には,学生に対して優位な立場に立っている事を勘違いして勝ちに来る頭が悪い採用担当もいるだろうが,それはもう諦めるしかない.何としても入りたい企業だから諦めがつかないと思う人もいるだろうが,将来の仲間になる可能性がある人間との接点に頭が悪い人間を配置する,そんな企業にどれ程の価値があるのだろうか.就活は企業が学生を評価する場ではなく,学生が企業を評価する場でもあるので,そんな勘違いをする企業であれば,仮に第一志望の企業であったとしても,人材を軽視している側面を知れたと,そう思えば良い.

内々定をとるためにはどうすれば良いのか.これは単純な話で,孫子の兵法に書いてある通りの事をすれば良いだけ.彼を知り,己を知れば,百戦危うからず.つまり,
相手の企業がどんな手札を持ち,どんなタイプのプレーヤーを欲しているか.
自分がどんな手札を持ち,どんなプレーヤーなのか.
この二つを理解すれば負けないという事.
あくまでも負けない事が大前提の言葉なので,これを出来ればどんな企業にでも就職できるというものではない.というのも,孫子の兵法では,負ける戦はしないという事を言っている.つまり,仮に自分が是が非でも就職したい企業であったとしても,自分と相手を見た時に相性が良くなければ闘わない(選考プロセスに進まない)という選択をするという事になる.確かに負けはしないけどちょっと悲しい気もする.と言っても,あくまでも自分が入りたいという企業があったとしても,その企業が何らかの理由で自分に合っていないのであれば,それは就職してからイマイチ仕事を楽しめない気もする.そう考えれば,負けない就職活動で良いのではと思う.
大事なのは自分を知る事,そして企業を知る事.特に,自分を知る事は非常に重要.なぜなら,どの企業の選考プロセスに進むにせよ,絶対に自分がいるから.つまり,自分という要素は就職活動において常に勝ち負けの要素になる要因で,もう一つの要因である企業は,企業が変われば性質が変わるものなので,その度に知る必要がある.つまり,どんな企業を受けるにしても,自分を知らなければ話にならないと言っても良い.

自分を知る事が大事と言ったものの,だいたいの人は自分を知っていると言うのではないだろうか.あながち間違ってはいないが,100%正しいとも思わない.というのは,自分の性格や考えなど,就職活動をする年齢にもなればある程度は知っているだろう.ただ,それだけでは孫子の兵法の意味する己を知るに値しない.自分の性格や考えが,一体何から来るのか.何故そう考えるのか,何故そのような性格なのか.それをひたすら原始的なレベルまで考えつくす.自分の発掘作業とでも言おうか.そうする事で,自分の性格や思考を論理立てで説明できるようになる.自分についてを階層的に掘り下げて分析しているから,自分の性格や思考の優先順位がクリアになる.そうすれば,例えば自分にとって絶対譲れないものを基準に企業を絞れる.ある程度は譲歩できるものに関しては,企業の性質や自分のプランを基に考えれば良い.とにかく,自分の全てを論理立てて説明することが出来るか.そのレベルまで自分を知る事が重要.

自分が就職活動をしていた当時を思い返してみる.SONYとか何でもやってる企業は最初からあまり受ける気がしなかった.逆に,ある分野では突出しているけど,その分野だけ.そんな企業で職人になりたい.とにかく一つの能力が抜きん出た仕事人.それが理想の将来像だった.
何で大きい企業が嫌なのか.それは,昔から二番手のポジションにいる事が多くて,常に勝てない相手に対してタックルする,ある種習性みたいなものがあるから.一番手になってどうこうというより,二番手の位置から勝ちに行く.モチベーションの問題だと思う.勝ち目がない状況の方がモチベーションが上がる.絶望的な状況の方が,自分の全知全能を賭けた勝負が出来る.そんな時に自分が成長できるし,生きてると感じる事が出来る.これを経験的に知っているから,自然と二番手のポジションに属する事が多いし,それを望んでいる.
何で職人になりたいか,それは自分にはその方が合っているから.自分は産まれた時から今まで,何かやると人の倍かかる子だった.しかも,不器用だから同時に色んな事を出来なくて,一つの事をジックリやるタイプ.そんな感じの人間だから,オールマイティな仕事人じゃなくて,職人っぽい感じが向いてるのかなと.不器用かどうか,オールマイティかどうかについては,年子の兄がまさにそんなタイプで,産まれてからずっと一緒にいたおかげで気付いた.自分が不器用だという事実.それでも一つの事を根気よく続けていれば,勝てないにしても闘える.逆に努力を怠ると,全く勝負にならない.だからこそ,とにかく何か一つの分野を極めるような職人になりたいと思った.
それ以外に思ったのが,人を笑顔に出来る仕事をしたい,そんな企業で働きたいという気持ちだった.何でこんな事を思ったかと言うと,三国志の劉備の影響.天下統一するためには,血で血を洗うというか裏切りなんか平気でやっちゃう時代で,当然民衆なんて二の次,三の次という考えが当たり前.そんな中,劉備が民と共に曹操から逃げるシーン(具体的な名称とかは覚えてないけど,超雲が曹操群の中を単騎駆けしたり,張飛が長坂波で曹操軍と対峙するシーンがある時の話).その時の劉備が民衆が助かるためなら自分は死んでも良いと,本気で自分の命を捨てても良いと言った.天下統一が至上命題な時代にあって,ただ一人だけ力が弱い民衆のために命をかける.その考え方がスゴク好きで,ずっと小さい頃からかっこいいと思っていた.劉備がどこまで計算して,どこまで考えてこの発言をしたのか.そもそも演義の話であれば架空の話なわけだけど,仮に史実ではないとしても,劉備の人柄と言うか,それまでの行動が,この話が仮に架空のものだったとしても,真実味を帯びたものにしている.
立場が弱いもののために,力がないもののために自分の命を使う.この考え方が好き.人のために命をかけるなんてなかなか出来ない.人間やっぱり自分が大事だし,いざって時は相手じゃなくて自分の事だけを考えてしまうのが人間だから.
この考えが.企業で言うとどんな企業に相当するのか考えた自分なりの考えがある.お客さんの立場で見た時に,”またこの企業のものを買いたいとかまた利用したい,お世話になりたい”,そんな風に思える企業だろうなと.ちょっとした違いかもしれないけど,webサイトが見易いとか,カスタマーサポートがしっかりしてるとか.特に,カスタマーサポートは,商品の売り上げだけを考えるなら,ちゃんとサポートしない方が儲かる.でもやる.それはお客さんのためだかrq.そーゆー企業で働きたいなと思った.
恐ろしく自分語りになってしまったが,こんな感じで自分の思考をひたすら追っていくと,自分がどんな人間なのか,自分にとって大事なものが優先度をつけて見えてくる.

それを踏まえた上で選考過程に入る.
選考過程に入る前に,上記のように自分の分析をしたうえで,自分のアピールを考えてみた.高校の部活と大学院での研究.この二つを軸にした.それぞれについて,色んなエピソードを列挙しては,そのエピソードを色々な視点からみて,自分のどんな性格と関係するエピソードなのか,様々な解釈をする.その作業をひたすら繰り返して,自分について短い言葉でも長い言葉でもかたれる状況にしておいた.
その上で,履歴書やESを書く時に,相手が何を求めているかを考えて,最も相手のニーズに合う解釈に基づいて,自分のエピソードを書く.後は,選考プロセスのタイミングで,ESを読み直して,自分をどうやってアピールするか戦略を練る.
確かこのぐらいだったと思う.別に遊びで就活をしたわけじゃないけど,ここら辺の戦略を練る作業は,正直面白かった.あーでもないこーでもないとひたすら自問自答を繰り返す作業が単純に面白かった.

あと,3年前に就活をした経験から考えると,どうしても腑に落ちない点が一つある.
どうも,企業>>学生という構図が出来上がっている.学生が企業に対して迎合して,企業は学生に対して憮然とした態度を・・・みたいな感じ.そこまで言うと極端だけど,どうもこんな感じの構図になりがち.特に学生がそう思っているような感じ.それは間違い.企業が学生を選ぶのと同じように,学生も企業を選ぶ.選考プロセスの途中でなめた事をしてくれば,当然その程度の企業だと見切るし,学生を重要視していない企業だと分かれば選考プロセスには頼まれても進まない.あくまでも,企業と学生がお互いにハッピーになれる関係を結ぶためのものだから.学生は,もっと自分が企業を評価するぐらいの感覚で挑んでも良いのではないかなと思う.

やたら長くなってしまったが,こんな感じか.最初に書きたかった事とドンドンかけはなれた感じもするが,まぁいい.とりあえず思った事を書いてみた.