自殺予定日

自殺予定日
秋吉理香子
東京創元社

少女が自殺を試みるシーンから始まる(と記憶している)物語.
病死判定された実父が実は継母に殺されていたと考えた少女瑠偉は自殺を試みるも失敗.目を覚ました直後,数年前に同じ場所で自殺をした裕章という幽霊と知り合う.裕章に相談をしながら殺人の証拠を探す.最後は意外な結末が…というストーリー.

主人公瑠偉の実父は和食料理屋から料理プロデューサーとなり,自身の店も経営するといった有名人.妻が亡くなってから秘書のような仕事をしてくれていたれい子と再婚を決意するも,瑠偉は受け入れてくれない.更に,経営の悪化から体調を崩し自殺を考える.れい子は夫が自殺を企てていることに気付き医者に相談するも,手の打ちようがない.

両親の影響で風水や六曜といった考えに馴染んでいる瑠偉は高校デビューに失敗.野球部の男の子に嫌われる.唯一話し相手になってくれた友達が件の男の子を好きになり,自分が孤独になってしまうと焦った結果その男の子と結ばれないような風水を教える.友達に風水の真の意味がばれ絶縁される.

ある日,瑠偉の父親が書斎で死んでいる所をれい子が発見する.れい子は夫の自殺を疑い,瑠偉に自殺だと気づかれないよう夫の手帳等を隠す.瑠偉は冷たくあたった父親に対して謝罪するために,仲直りの写真撮影のために書斎を訪れ父の死を知る.

父の葬儀後,れい子はレストランに復帰し,実は火の車だったレストラン経営を軌道に乗せるため仕事を多方面に展開していく.実父・亡き母の夢であったレストランと宿泊施設が合体した施設の経営を実現するため,れい子は瑠偉のために必死に働く.れい子の気持ちに気付かず,父親の生前と異なる経営方針で突き進んでいくれい子に対して違和感を感じる瑠偉.最終的に,れい子がレストランを含めた遺産を手に入れるために実父を殺したと勘違いする.

内容: 「美しく強かな継母が父を殺した」父の死後、生命保険金と遺産、そして順風満帆のビジネスを引き継ぎ、生き生きと活躍を始めた継母の姿に、女子高生の瑠璃はそう確信する。けれど誰にも信じてもらえない。天涯孤独となった瑠璃は、死をもって継母の罪を告発するため、自殺の名所と言われる山奥で首を吊ろうとし―そこで幽霊の裕章と出会った。彼は継母の罪の証拠を見つけようと提案する。期限以内に見つからなければその時死ねばいいと。今日から六日後―それが瑠璃の自殺予定日となった。すべての予想を裏切る、一気読み必至の傑作ミステリ! (「BOOK」データベースより)

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