山女日記

湊かなえ
幻冬舎
山女日記

登山をする女性の一人称視点で語られる7本の短編からなる作品.各話の中心となる人物は登山を通して自分や家族,恋人との人生を振り返り,やがて希望の光を見出す.湊かなえの作品では珍しく読後感が爽やかな作品.
各話は独立して書かれているものの,各作品に出てくる登場人物は何かしらのつながり(姉妹,職場の同僚など)を持っており,湊かなえの作品らしく全話を読み終わると各登場人物のつながりが明らかになる.

内容紹介: このまま結婚していいのだろうかーーその答えを出すため、「妙高山」で初めての登山をする百貨店勤めの律子。一緒に登る同僚の由美は仲人である部長と不倫 中だ。由美の言動が何もかも気に入らない律子は、つい彼女に厳しく当たってしまう。/医者の妻である姉から「利尻山」に誘われた希美。翻訳家の仕事がうま くいかず、親の脛をかじる希美は、雨の登山中、ずっと姉から見下されているという思いが拭えない。/「トンガリロ」トレッキングツアーに参加した帽子デザ イナーの柚月。前にきたときは、吉田くんとの自由旅行だった。彼と結婚するつもりだったのに、どうして、今、私は一人なんだろうか……。
真面目に、正直に、懸命に生きてきた。私の人生はこんなはずではなかったのに……。誰にも言えない「思い」を抱え、一歩一歩、山を登る女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。女性の心理を丁寧に描き込み、共感と感動を呼ぶ連作長篇。(引用)

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