境遇

境遇
湊かなえ
双葉社

色々な登場人物の視点での断片的に述べる事で,背後に隠れたシナリオを徐々に明らかにしていくというスタイルの人.何がすごいかというと,先が読めないかつ伏線回収が見事な点.
今回も楽しく読めたけど,前回までの作品と比べると先が読めるようになってしまった点がちょっと残念だったかな.

背表紙より: 主人公は36歳のふたりの女性。政治家の夫と幸せな家庭を築き、さらに絵本作家としても注目を浴びる主婦の陽子。家族のいない天涯孤独な新聞記者の晴美。ふたりは親友同士であるが、共に生まれてすぐ親に捨てられた過去を持つ。 ある日、「世間に真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状と共に、陽子の5歳になる息子が誘拐された。真実とは一体何なのか ……。晴美と共に「真実」を求め奔走する陽子。すると、陽子の絵本のファンだという一人の女性の存在が浮上する。犯人はその女性なのか、それとも……。人 は生まれる環境を選べない。しかし、その後の人生は自分の意思で選び、自分の手で築いていくことができる。犯人の示す「真実」が明らかになるとき、ふたりの歩んできた境遇 =人生の意味が改めて浮き彫りになっていく。

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