余燼

余燼 上・下
北方謙三
講談社文庫

上巻: 天明六年、田沼意次が失脚、将軍家治も没し、飢饉と政権の空白に、江戸は一触即発の危険を孕んでいた。馬庭念流の遣手、影井誠一郎は、心ならずも幕閣派の かつての友をひと太刀で倒した。その時から、誠一郎は次期政権をめぐる暗闘の渦中へ引き込まれ、松平定信を推す沢井小平太を守るため、剛剣を振るう。(背表紙より)

下巻:影井誠一郎は剣技で、沢井小平太は口説で、火消の常吉は男だてで大規模な江戸擾乱を仕組む。幕閣の弱点は庶民の恨みだ。恨みの力で打ちこわせ!!目論見通 り松平定信は老中に就任。天下は動いた。が、共に闘った友は次々に抹殺されてゆく。無明の時代、世直しに命を賭けた男達の青春を、熱い思いで描く力作時代 長編。 (背表紙より)

江戸時代に起こった打ちこわしとその影に見え隠れする権力争い.最初は単純な剣客物語かと思いきや,そこはメインではない.打ちこわしの描写は北方謙三の全共闘の経験が反映されている.一抹の後味の悪さと爽快感を同時に味わえるような作品.

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s